【この日の巡拝】
第二十七番札所 神峯寺 07:00着/07:30発
38km 60分
第二十八番札所 大日寺 08:30着/08:45発
10km 25分
第二十九番札所 国分寺 09:10着/09:35発
9.4km 15分
第三十番札所 善楽寺 09:50着/10:10発
8.4km 20分
第三十一番札所 竹林寺 10:30着/10:55発
7.8km 35分
第三十二番札所 禅師峰寺 11:30着/11:50発
10km 20分
第三十三番札所 雪蹊寺 12:10着/12:25発
7.0km 15分
第三十四番札所 種間寺 12:40着/12:55発
12km 25分 清瀧寺までは道狭く、離合困難
第三十五番札所 清瀧寺 13:20着/13:40発
13km 30分
第三十六番札所 青龍寺 14:10着/14:30発
60km 70分
第三十七番札所 岩本寺 15:40着/ 16:05発
一巡目の四日目。この区切り打ち二日目。
道の駅「田野駅屋」で目覚め。
遮光、断熱用の自作のシールドは、いい加減な仕事だがしっかりと機能する。
カーテンやベッド、机、電源、簡易調理器具、などなど。
そんな車中泊仕様は遍路修行には不要だ。屋根があり、雨露凌げ、機動力となれば十分すぎる。
前後左右、全部で6枚の窓の目隠しができればと思い、百均で断熱材を購入。窓の形に切り抜き、マジックテープで脱着できるようにした。材料代は千円未満。
車中泊で目覚めたとき、お日様が高いと「得した」気分になる。なぜだろう?
さて、今日は、第三十七番札所岩本寺までは巡拝したい。理由は、二つ。
一つ目は、岩本寺から第三十八番札所金剛福寺までの94km(2時間半)を夜間に移動しておきたい。
二つ目は、夜に金剛福寺に到着できれば、翌朝は「足摺岬の日出」を拝むことができるからだ。
昨夜は室戸でサンセットを見た。今度は、足摺でサンライズを観たいのだ。
しかし、急がない。急いではお遍路の意味がない。ただし、効率的には巡拝したい。
7時に第二十七番札所神峯寺にお参り。順調なスタート。
第三十一番札所竹林寺は印象的なお寺だ。以前、高知土産で「かんざし」という銘菓をもらったことがある。説明書きにあったお寺は竹林寺?坊さんが播磨屋橋で「かんざし」買ったと歌われる寺か?
その後、順調に進むも思わぬ難所に遭遇。第三十五番札所清瀧寺だ。
道が狭い。狭すぎる。ミカン畑の狭い道で離合できず、譲ってバックするも、後続がいて下がれない。
下り優先の交通ではなく、このような道は、谷側優先だ。しかし、自分が谷側でも、離合できる場所までの距離や、お相手の運転技術と相談だ。
しかし、皆さんマナーがよい。譲り合いだ。お大師様と「同行二人」のためか?
当然、復路も「車遍路ころがし」の難所だ。
第三十六番青龍寺に向かう途中、交通量が多くなった。
なんだろう?と、通り過ぎると明徳義塾高校の野球練習場だ。
来春に向けての準備だろうか?頑張ってくださいと、エールを送る。
15時40分に第三十七番札所岩本寺についた。本日の目標達成。
岩本寺は宿坊のあるお寺だ。ちょっと覗いてみたが泊まるつもりはない。なぜなら、私はケチだ。
お遍路用品が販売されていた。納経所でいただくご本尊の御影(みえ)が増えてきたので、保存帳を購入した。立派なものだ。良い記念になる。
さて、今日の巡拝はこれで終了。足摺岬に向けて2時間半のドライブだ。
土佐清水に入り、スーパーマーケットで晩御飯を購入。
カツオのたたきは必須アイテム。だが、売り切れ。刺身ならある。
迷わずカツオの刺身を購入。加えて、港町で食されている食材を購入。
足摺岬の公園駐車場に到着。何時だろうか?あえて時計は見ない。
車内で夕食。
カツオ刺身にワサビやショウガの代わりに、まるごとニンニクが入っていた。
ニンニクをガリっ、刺身を食する。美味い、美味すぎる。しかもこんな値段で。
多分、生のカツオなのだろう。
この辺の人は、毎日、こんなにおいしいものを食べているのか?
駐車場には数台の車がある。しかし、街灯もなく、あたりは真っ暗。
駐車場は墓地に隣接。静けさは一層だ。足摺岬は自●の名所とも聞く。目の前だ。
心細くはあるが、お大師様と同行二人。まちがっても「怖い」とは言えない(笑)。
明日の日出が楽しみだ。
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