趣味

本日も区剣道連盟の稽古に参加。五人の先生方に稽古をいただいた。

稽古後、先生方にあいさつに行くと、幾人かの先生が指導を下さる。先生方の表現や指導の仕方は様々である。表現こそ異なるが、指導内容の共通点を見出だせることがある。

悪癖のご指摘はその最たる例だ。自分では「できている」つもり、「そんなこと、やっていない」つもりの場合が多い。自分でうまくいっている、調子が良いと感じるときは「エッ!そうなんですか?」と思うことさえある。しかし、先生方は多くの剣道を見ておられる。間違いなく悪癖が出ているのであろう。

「剣道に正しい、誤り、があるならば、それは基本に照らしてだ」と言われる。

人様に見ていただかなければわからないことばかりだ。明らかな誤りや悪癖に気付かずにそのまま稽古を続けてしまえば、誤りを定着させ「下手を積み重ねる稽古」になってしまいかねない。

思い返せば約40年前、職業の基礎の基礎を叩きこまれる期間に「個癖を修正せよ」という言葉をよく耳にした。

基本から外れてはならないのは、どの世界でも同じなんだろう。

令和六年九月十五日 午後

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