車遍路 一巡目(06日目)「石鎚山登山」

旅行

【この日の巡拝】

第六十一番札所 香園寺 07:35着/07:55発

2km 10分

第六十二番札所 宝寿寺 08:05着/08:25発

1.4km 5分

第六十三番札所 吉祥寺 09:00着/09:20発

??? 30分 せとうちバス乗換所から車で約2km山道を走行して広場に駐車

第六十番札所 横峰寺(登山) 09:50駐車場着/12:30駐車場着

8.0km 30分

第六十四番札所 前神寺 13:00着/13:25発

47km 95分

第六十五番札所 三角寺 15:00着/15:30発

34km 60分

第六十六番札所 雲辺寺 16:30着/17:00発

前回の区切り打ちから早1月が経過。師走も後半、すっかり寒い季節になった。

今次の区切り打ちのスタートは香園寺。約60か所のお寺を巡拝したが、このような趣のお寺は初めて。近代的な本堂に驚いた。中に入って良いのかなぁ、と不安さえ覚える(笑)。

さて、今日の山場は第六十番札所の横峰寺。文字どおり「山場」だ。

車でのお遍路と言えども、行きつ戻りつを避けるために、先に六十一番から失礼した。

さて、横峰寺。西日本随一の峻嶮を誇る石鎚山の中腹にある。

当然、お寺までの道のりは登山となる。その行き方は3通り。

① 通行料金をお支払いして車で行く

② せとうちバス(乗り合い)で登る

③ 歩き

冬場は道路が凍結するため、せとうちバスは運休となる。自家用車の乗り入れは可能だが、山頂近くになると凍結の恐れがあり、大変危険だ。それでも車を選択する人は自己責任。だか、お勧めはしない。

しかし、私は迷わない。ケチだ。即座に歩きを選択した。

次なる問題は駐車場。せとうちバス停から歩こうか?と思いつつ、恐る恐る先に進んだ。

有料道路料金所で「歩いて登りたいのですが、、、」と尋ねると、「その辺に停めて良いよ」との返事。

やはり四国はおおらかだ。本当に、その辺に駐車した。

白衣、輪袈裟、菅笠、頭陀袋、運動靴、そして金剛杖を携えて登山開始。

山道を歩くこと約1時間10分。横峰寺に到着。

気持ち丁寧に本堂と大師堂をお参り。

車で追い抜いて行ったお遍路さんが、「歩きですか、、、大変ですね、、、」

と声をかけてくださる。

私の場合、麓から歩いただけ。本物の「歩き遍路」ではない。

少し、罪悪感を感じる、、、その必要はないはずだが、、、(笑)。

納経所で印をいただき、そこから1時間かけて下山。

お大師様と同行二人。

「いつかは通しの歩き遍路をしてみたい」という気持ちが一層強くなった。

【もうひとつの山場】

横峰寺の巡拝を終えて一息ついたのもつかの間、今日の最後は、第六十六番札所雲辺寺。

道沿いの看板に誘導されてロープウェイで登ろうかとも考えた。

しかし、私はケチだ。車で上がることにした。

伊予を出て讃岐に向かうが、少しだけ阿波にはいる。愛媛と徳島の県境をすぎて、まんだ峠に向かうまんだトンネルを通るルートでアクセス。

雲辺寺は高い山の上にあるんだ、、、と初めて知る。リサーチが甘い。

三角寺から34km、約1時間、最後は山道を登って雲辺寺に到着。

16時30分。ゆっくりお勤めできる。

日が傾くとともに、だんだんと寒さというか、冷たさを感じる。

巡拝を終えて、納経所で印をいただいた。

駐車場料金を納めると交通安全ステッカーとお箸をいただいた。

さて、本日のお勤め終了。下山しよう、、、と思っていると雨?、、、みぞれに変わってきた。

早く下山しなければ、間違いなく雪になりそうな空模様。

私は、四国は北側は瀬戸内気候、南側は南国土佐で温暖なところと思っていた。

しかし、横峰寺といい、雲辺寺といい、全然違うことを知った。

ここって、スキー場なんだ、、、と知ったのは、ずっと先のことだ。

下山を急ぎ、温泉を探した。どこかホテルの立ち寄り湯か、スーパー銭湯でも、、、

そして、マルナカさんでお弁当と翌日の朝食を購入。

道の駅「たからだの里 さいた」で翌日の準備と情報収集をし、布団に包まった。

自家製のウィンドウシールドで断熱、持ってきた羽毛布団、UNIQLOヒートテック極暖の重ね着。

それでも寒いが、修行、修行、、、、

爆睡した。

コメント

タイトルとURLをコピーしました