稽古を休んで感じること

趣味

ここ数年、毎年決まって思うことと言えば、「今年の夏は特別暑い」。今年も例外なくそう思った。

練馬区の田柄志士会でお世話になっていた十七年前、師匠の故工藤先生から「夏に稽古を頑張った人は、秋に良くなる」と言われた。それ以来、夏は自分なりに納得できるくらい頑張ってきたつもりだ。

しかし、今年の夏はそうではなかった。理由はある。しかし、言い訳に過ぎない。気持ちも遠ざかりそうになった。状況を変えるため、何事もなかったような顔で気負わずに夕方、剣友会の稽古に行った。

まずは、七段の先生方が元立ちに立ってのまわり稽古。今日の目標は、「攻めて真っすぐ打つ」。いつもと同じ目標だ。7人の先生方に約2分間の稽古をいただく。それから自由稽古。稽古不足は自分が一番よくわかる。私の場合、体重の乗せ方がわからなくなる。考えても工夫しても簡単には戻らない。稽古で思い出すまでは。やはり、稽古は正直だと思う。

令和六年八月十七日 土曜日 

コメント

  1. 安芸国、修行僧 より:

    稽古を休むと、段階的に
    自分が分かる
    相手に分かる、
    観ている人にも分かる。

    と、言われています。

    私は、昨日の自分に負けない、今日をどう取り組んでいくのか?が、毎日の課題です。

    今日は、今年166回目の稽古でした。

    • maedatatsuyablog より:

      先生、コメントありがとうございます。三段階目のレベルだったと思います。取り戻すのに、また長い道のりです、、、。

タイトルとURLをコピーしました