車遍路 一巡目(07日目)「巡拝のお作法」

旅行

【この日の巡拝】

第六十七番札所 大興寺 07:30着/08:00発

10km 20分

第六十八番札所 神恵院 08:30着/

第六十九番札所 観音寺       /09:00発

4.5km 20分

第七十番札所 本山寺 09:20着/09:40発

12km 20分

第七十一番札所 弥谷寺 10:00着/10:40発

4.4km 20分

第七十二番札所 曼荼羅寺 11:00着/11:30発

徒歩で10分

第七十三番札所 出釈迦寺 11:40着/12:10

3.2km 10分

第七十四番札所 甲山寺 12:20着/12:50発

第七十五番札所 善通寺をとばして10分

第七十六番札所 金倉寺 13:10着/13:40発

4.5km 10分

第七十七番札所 道隆寺 13:50着/14:15発

6.8km 20分

第七十八番札所 郷照寺 14:40着/15:00発

6.9km 20分

第七十九番札所 天皇寺 15:20着/15:40発

7.0km 20分

第八十番札所 國分寺 16:00着/16:20発

14km 20分

第八十一番札所 白峯寺 16:40着/17:00発

道の駅「たからだの里 さいた」で爆睡からの目覚め。自然の目覚めは気持ちがいい。

結露の車内、寒さに耐えながら換気と乾燥。

さらなる乾燥のために極寒の中を車窓を開けて第六十七番札所「大興寺」へ

大興寺に到着。山門へ向かうとご老体が歩み寄って来られた。

昨夕の雲辺寺でのみぞれ(雪)に驚いた話をすると、「険しいのは雲辺寺までだよ。ここからしばらくは山があっても丘みたいなものだ」と言われた。車遍路なのに、なぜか不思議と安心した。

そして、大変ご親切に案内してくださった。寺の由来、樹木、花についてお話をいただいた。

大興寺には真言宗と天台宗の大師堂があり、その両方をお参りするとよい、と教えていただいた。

そして、山門付近から榧と大楠についての興味深いお話をうかがった。

お参りを終えて、そのご老体に納経の印をいただいた。ご住職だったのだろうか、、、

【巡拝の作法】

お寺によって、お参りに要する時間が異なるのは、移動時間の違いだ。具体的には、駐車場から本堂、大師堂、納経所までの距離の違いだろう。

それぞれのお寺で行うことは同じ。巡拝のお作法に触れておきたい。

山門で一礼、くぐり、手口を清め、鐘を打ち、本堂で線香とお蝋燭を供え、納札を収める。

そして、念珠を擦って、開経偈、懺悔文、からの読経。

大師堂に移動して、同じお勤め(ご本尊ご真言は省略)。

お勤めの際は、左右に避けて行うのが良いと思う。理由は、読経には数分を要し、多くの人が参拝するからだ。お勤めを真ん中で行いたいが、他のお参りに来た人がお参りできないだろう。

読経の際、大声で般若心経を唱える方がいる。私は感心しない。参拝に来られる人の中には、静かにお参りしたい人も多くいるだろう。

だから、私は、唇に乗せる程度、かすかに自分が聞こえるくらいの声でお勤めするよう心がけている。譲り合いが大事だと思う。

すべてのお勤めが終了すれば、納経所へ、そして、山門で深々とお礼申し上げる。

巡拝は、この行為の繰り返しだ。

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