【この日の巡拝】
第八十二番札所 根香寺 07:30着/08:00発
18km 35分
第八十三番札所 一宮寺 08:35着/08:55発
17km 40分
第八十四番札所 屋島寺 09:35着/10:05発
7.7km 25分
第八十五番札所 八栗寺 10:30着/11:05発
7.0km 20分
第八十六番札所 志度寺 11:25着/11:55発
7.3km 15分
第八十七番札所 長尾寺 12:10着/12:30発
17km 25分
第八十八番札所 大窪寺 12:55着 結願!
【ソリチュード】
四国霊場の巡拝、所謂、お遍路を始めてからというもの、三連休以上は「お遍路一択」になった。
語源は知らないが「一人まぐま」という言葉があるように、最近、ソロツーリング、ソロキャンプ、一人カラオケ、ゴルフの一人予約などなど、「おひとり様」が多いようだ。
現代人は、孤独が好きなのだろうか? 孤独(ロンリネス)ではなく、ソリチュードを求めるのか?
私の一人車中泊旅のお遍路も、完全にソリチュードを味わう旅のようだ。
ちょっと待て! お遍路はお大師様と「同行二人」だった!(笑)
【そして、結願】
第八十四番札所は、平家物語で有名な「屋島」だ。
いずれ書くブログに譲るが、私はお寺巡りと同じくらい古戦場を巡るのが好きだ。
そんなこんなで巡拝を重ねているうちに、気がつけば第八十八番札所 大窪寺に到着。
御本堂にお参りし、大師堂に行くと多くの巡拝を終えた人が金剛杖を奉納している。
金剛杖を収めるのが作法か?持ってかえってはいけないのか?などと考えを巡らせた。
朱色の錫杖をお持ちの先達さんを発見。思わず、「教えてください、、、金剛杖は奉納するものですか?」と尋ねた。その方は、「(以前使っていた)金剛杖は、家に大事に飾っていますよ」とのご回答。
外国の巡拝者や飛行機、新幹線などで帰宅される方が持って帰ることができずに奉納されるようだ。
大師堂でお勤めをして、納経所へ。八十八回目の納経を無事に終えて、結願。
歩き遍路のような厳しい修行の旅ではなかった。しかし、一人で無心に巡拝を繰り返しているうちに自分と向き合う時間ができた。
旅の途中でいつのまにか、「ずっと続けるのかなぁ」という漠然とした意識が芽生えた。
そして、深い考えもなく、自然に車を「第一番札所 霊山寺」に向けて走らせていた。
引き続き、回れるところまで回ってみよう、、、
車遍路一巡目「完」
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